特に多いのがヘアメイクさんで、現場で活躍するヘアメイクさんの半数かそれ以上を女性が占めています。
撮影の現場に居て、シーンに合わせたメイクをしたり時には着物の着付けをしたりする事もあります。
AV女優が現場で最も会話をする相手がヘアメイクさんである事が多いので、女性同士である事はAV女優としても話しやすく緊張などを解す意味でも重宝されます。
AV女優として活動していた人が引退をしてヘアメイクさんになる事も多くあり、元々美容室で働いてたりしてヘアメイクの知識がある人も居ますがAV女優として活動している期間に勉強をしてヘアメイクさんに転身する人も居ます。
グラビアや芸能人のヘアメイクをしている人が副業としてこっそり現場に参加することもあるようです。
メーカーやプロダクションなどには所属しておらずフリーで活動していますのでギャラは撮影の現場ごとに支払われ、相場は1現場につき20,000円〜30,000円程度ですが例外として元A○Bや芸能人のAV女優は専属のヘアメイクを雇っている場合があります。

その他には、監督として活躍している女性も居ます。
女性向けアダルトビデオからレズ物やハード系の作品など、男性監督とは違った目線の作品を作りを得意としており、自分のシリーズを持っている監督が多く居ますが、男女比はヘアメイクとは比較にならない程低く、絶対数が少ない為、有名な女性監督というと数人しかいないのが現状です。需要が無いわけではなく、単に志望する女性が少ない為です。
メーカーや制作会社に所属している監督も居ますがフリーで活動している監督も多く、その場合のギャラは1現場につき30,000円〜50,000円程度で人気のある監督の場合は更にギャラは上がります。

制作会社やメーカーにもプロデューサーとして活躍しているも居ます。
近年では大手メーカーがテレビ局の様に大学での就職説明会を開催したりと門戸を開いており、ひと昔よりも女性社員を見る機会が増えています。テレビ局と同様に最初はADからキャリアをスタートし、社内監督などを経てプロデューサーになると年収が1,000万円を超える人も居ます。

そしてAV女優と最も近い存在である、マネージャーにも活躍している女性がいます。
職業として認知されてきたとは言え、まだまだ一般的とは言いづらいAV女優という職業につく人は、やはり様々な事情を抱えている事も多く、仕事に関する事だけでなくプライベートの面でも男性には言いづらい悩みもありますので相談が出来る女性がいるという事は非常にアドバンテージとなります。
時間が不規則で、給与体系は歩合制である事が多いので、精神的にも身体的にも大変な仕事ですが実力主義ですので女性の方が活躍しやすい職業と言えます。

社会への女性の進出が進んでいるとは言えまだまだ世間的には男女平等とは言い難い状態ですがAV業界では女性が有利に働ける環境が揃っています。
今よりも稼ぎたい、他人よりも稼ぎたいという人は就職・転職先にAV業界を視野に入れてみてはいかがでしょうか。