そもそもAV女優とキャバクラではお仕事の仕方が根本的に違います。
キャバクラは時給制となっていますので、お仕事をした時間によって給料が変動しますがAV女優の場合は現場毎の報酬制となっており、事前に決まっている内容を撮影が済めば、早く終わった場合でも報酬が減額される事はありません。逆に撮影の時間が伸びてしまう場合には交渉によって報酬が増える事があります。

キャバクラの時給は、働く女の子の容姿や接客技術、指名本数などの実績によって決まると思われがちですが、それ以上に働くお店の地域やお店の単価によって大きく変動する要素となります。
地方の飲み屋街にあるキャバクラでは時給1,500円からスタートするお店もありますので、普通のアルバイトと比べれば割が良いという程度で高収入と呼ぶには少し物足りないかも知れません。
有名な繁華街にあるキャバクラであれば時給4,000円以上からスタートというお店もあります。

対してAV女優の報酬は撮影毎に内容と拘束時間等により報酬が変動します。メーカーと専属契約を結んでいる単体女優の場合は1回の撮影で500,000～2,000,000円、専属契約を結んでいない場合で100,000～300,000円程度となっています。
出演するAV女優の知名度、実績が高いほど報酬も上がり、拘束時間が長くなるほど、撮影内容がハードになるほど高くなります。

キャバクラの場合、近年朝キャバ・昼キャバなどの様に日中営業をしているお店もありますが、一般的な営業時間帯の19～翌1時の5時間、出勤したとして時給4,000と仮定すると1日20,000円、週5日出勤で月に440,000円の収入となりますが、基本的に出勤の前にヘアメイクをしたり(1回1,000～1,500円)、ドレスなどの衣装は実費でそろえる必要があります。
人気が出てくると指名料やドリンクバックが上乗せされたり時給自体がアップします。

AV女優の場合は、撮影のスケジュールは基本的に1日1件しか組めませんので、生理中期間中の撮影も断ったとして月に10回の現場に行った場合で全て終日拘束でハードな内容ではない撮影と仮定して1,000,000円の収入となります。尚、撮影の際に必要な性病検査代や衣装代・メイク代は基本的に負担する必要はありません。

仮定条件での比較にはなりますが、一般的に職業としてのハードルが高いAV女優の方が1月の中でも、1日単価としてもの稼ぎやすいという事になりますが、1番稼げるのはAV女優になってAV女優専門のキャバクラで働く事かも知れません。