専属契約の期間中は専属メーカー以外の作品には出演する事が出来ない代わりに、そうでない撮影現場よりも割高なギャラが支払われます。

専属契約の際に、契約期間(作品本数)・ギャラなどを事前に交渉した上で撮影の現場に臨む事になりますので当日までギャラを知らなかったという事はありません。

気になるそのギャラの相場ですが、一律で幾らと決まっている訳ではなく女優さんの実績やSNSでの拡散力、つまり知名度により額がかなり変動する事になります。

ボリュームゾーンとなっているギャラの相場は1現場につき80万円～120万円程度となっていますが、元アイドルや芸能人であった場合などは1つの現場で1,000万円以上、ギャラが支払われる事もありますが、新人女優でSNSなどやイベントでの広報活動が出来ない場合50万円からとなっています。
※単体女優としてデビューする事自体で知名度が上がる事がありますが、その場合は契約更新の際のギャラの交渉に生かされる事になります。

作品の販売ペースにもよりますが月に1～2回の撮影があり、現場毎に報酬が発生する形となります。撮影自体は1～2日で終わる事がほとんどですので、月に多くても4日間しか撮影はない事になりますので、日給・時給換算すると他のアダルト系のお仕事と比較しても追従する職種はないと言えるでしょう。

撮影のない日は何をしているかというと、毎日がお休みという訳ではなく、先述のように現場の打ち合わせをしていたり、即売会やオフ会などのイベントに参加したりしていますが、それも毎日ではなく月に多くても10日前後となっていますので、実質月の20日前後は自由に使える日となっていますので、学生や他の仕事をしながらでも単体女優として活動をする事が可能です。

イベントであれば別途報酬が発生する事もありますので、そちらで撮影のギャラよりも稼ぐ女優さんが多く居ます。

他にも撮影会やAV女優専門のキャバクラや風俗店など、単体女優としての名前を使って副業が可能な場合があり(所属事務所やメーカーに要確認)、その際には専属契約でない場合よりも高額な単価がも込める為、元々水商売や風俗店で働いていた人が自身の価値を高める為にAVデビューする事も増えてきています。

長期的に見ても資金的な面や、AV業界やその他風俗産業、美容業界などとの繋がりも多く出来る事から将来独立を目指す人も多く、実際に自分のお店を持ったり、コスメブランドを立ち上げたりネイルサロンを開業したりしている人もいます。